Windows11 インストールメディアからのUsersフォルダを別ドライブに移動したクリーンインストール
色々あって自作機が作り直しになり、Windows11をクリーンインストールした。
悩んだが、結局今回もインストールメディアからのUsersフォルダを別ドライブに移動したクリーンインストールを実行した。
今回はもうオリジナリティは無し。下記の方々の情報をありがたくトレースしたので参考まで。
(パーティション構成)
Windows 11が正式リリース、まずは様子見を | Solomonレビュー[redémarrage] (solomon-review.net)
(ドライブ移動法)
Move Users Folder Location in Windows 10 | Tutorials (tenforums.com)
iTunesのラブとjavascript
apple musicを試すのに伴いiTunesの評価をレートからラブに移行しようとしたのだが、今までプレイ回数やスキップ回数に基づいてレートを変更するスクリプトを自作して使っていたのが、それをラブのプロパティに書き換えても作動しない。
Macのapplescriptならそのプロパティ(Loved)は普通に使えるらしいのだが、Jscriptでは何故かnullしか返ってこない。残念だ。Googleでいくら調べても全然出てこないというかもはやjscriptをいじっている人すらほぼ見つからない始末。applescriptならサイト見つかるのに。
PCE-AC68のドライバ更新にユーティリティがついてこない
本当は解決してからエントリを作りたかったのだが、見通しがつかないので書く。
(追記:最後に暫定結論追加 2017-8-26)
自宅PCのネット接続をPCE-AC68で行っているのだが、このドライバを2.0.8.8から先に進められない。それより新しいドライバを入れると、ユーティリティが起動直後にエラーを出して落ちてしまうようになる。
たとえば、"10.17 is not a valid integer value"みたいな。
色んなバージョンを色んな順番でインストールしてみたりしたが解決せず、 ネットでも検索してみるものの、似た症状を唯一下記redditで見つけはしたが書いてある解決策のマネをしようにも2.1.0.7は既に配布が無いしそもそも対象のWindowsバージョン違うし。出来る範囲でやっては見たが、やはり無理だった。
どうしたものか。
→ここから追記
後継機であるPCE-AC88のドライバをダウンロードして確かめてみたところ、こちらもユーティリティは入っていなかった。どうも、ユーティリティソフトはobsoleteされ、OS標準の機能で対応することになったというのが実際の所のようだ。
リアルタイムの速度表示等使えなくなる機能もあるが、事情がそういうことであるならば割り切って最新のドライバを使うことにしよう。
Windows10 TH2 インストールメディアからのUsersフォルダを別ドライブに移動したクリーンインストール (実機編)
前回エントリー作成時には当分ないと思っていたのだが、ハード的な不良でマザー等を変更せざるを得なくなり、実機で行う事態となった。
というわけで、Windows10 TH2 インストールメディアからのUsersフォルダを別ドライブに移動したクリーンインストール の実行ログ。
きちんとした記録は取っていないのであちこちうろ覚えだし、実際には必要の無い無駄な手順が多分相当含まれている。その辺はいずれ誰かがブラッシュアップした物を公開してくれることを期待したい。
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1. マイクロソフトが配布しているメディア作成ツールを使い、USBメモリ二つ(以降、USBメモリ(1), USBメモリ(2)と呼称)に USBフラッシュドライブのインストールメディアを作成する。
2. USBメモリ(1)のルートにAutounattend.xmlとunattend.xmlを追加。なおAutounattend.xmlにキー関係の情報を足したのがunattend.xml。ただしキー情報はダミー。本物そのものは入れない。ダミーのキー情報は未使用の物で、チャレンジの度に変えてイメージを作る。二度同じ物を使うと何故か最後にこける現象が仮想環境で試したときに見られたため。
[Autounattend.xml]
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend">
<settings pass="oobeSystem">
<component name="Microsoft-Windows-Shell-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<FolderLocations>
<ProfilesDirectory>D:\Users</ProfilesDirectory>
</FolderLocations>
</component>
</settings>
<cpi:offlineImage cpi:source="wim:E:\sources\install.wim#Windows 10 Pro" xmlns:cpi="urn:schemas-microsoft-com:cpi" />
</unattend>
[unattend.xml]
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend">
<settings pass="windowsPE">
<component name="Microsoft-Windows-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="NonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<UserData>
<ProductKey>
<Key>(ダミーのキー情報)</Key>
</ProductKey>
</UserData>
</component>
</settings>
<settings pass="oobeSystem">
<component name="Microsoft-Windows-Shell-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<FolderLocations>
<ProfilesDirectory>D:\Users</ProfilesDirectory>
</FolderLocations>
</component>
</settings>
<cpi:offlineImage cpi:source="wim:E:\sources\install.wim#Windows 10 Pro" xmlns:cpi="urn:schemas-microsoft-com:cpi" />
</unattend>
3. まず、USBメモリ(2)をUEFIモードで起動。Windows10のセットアップが立ち上がるので、Windowsのみのインストールへ進めてインストール場所を選ぶところまでいく
4. Cドライブ候補のHDDとDドライブ候補のHDDをパーティションとか全部削除してまっさらにする
5. まずCドライブ候補のHDDにつき、新規で領域確保する。多分、回復用とEFIとMSRとプライマリで4つ領域が出来るはず。
6. プライマリの領域をフォーマットする。
7. 続いて、Dドライブ候補のHDDにつき、新規で領域確保する。多分、MSRとプライマリで2つ領域が出来るはず。
8. プライマリの領域をフォーマットする。
9. ここでセットアップを中止し、USBメモリ(2)からUEFIモードでもう一度起動。起動したらすぐの画面でShift+F10でコマンドプロンプトを出す
10. diskpartをコマンドプロンプトから起動し、ボリュームの状態を確認
X:Sources>list volume
11. Cドライブ候補、Dドライブ候補のHDDのドライブレターを狙い通りに固定する。保証は出来ないが、多分volume 0がUSBメモリでC, volume1がCドライブ候補だが無印、volume4がDドライブ候補だが無印になっているんじゃないかと思う。それを修正する。
X:Sources>select volume 0
X:Sources>assign letter=E ※
X:Sources>select volume 1
X:Sources>assign letter=C
X:Sources>select volume 4
X:Sources>assign letter=D
※list volumeの結果に応じてかぶらないドライブに変える
12. dikspartを終了
X:\Sources>exit
13. マシンをリセットし、USBメモリ(1)からUEFIモードで起動
14. 「次へ」
15. 「コンピューターを修復する」
16. 「トラブルシューティング」
17. 「詳細オプション」
18. 「コマンドプロンプト」
19. さっきのunattend.xmlからセットアップする
X:\sources\setup.exe /unattend:e:\unattend.xml
※unattend.xmlの位置はUSBメモリのドライブ名による
20. セットアップ開始する
21. 「次へ」
22. 本物のプロダクトキーを入力して続ける
23. ライセンス同意、「次へ」
24. Cドライブ候補のパーティションにインストール
25. 何回か再起動
26. 「簡単設定を使う」
これで基本OK、後は流れで。
Windows10インストールメディアからのUsersフォルダを別ドライブに移動したクリーンインストール
実機はWindows7インストール時にUsersフォルダとProgramdataフォルダを別ドライブに移動したクリーンインストールを行っており、Windows10はそれをそのままアップグレードした。
Windows10も同様にクリーンインストールしたい気持ちもあるのだが、手探りで困難を極める事が容易に予想できるし、その意味があるかもよく分からない。ただやれば出来る物なのかどうかだけでも確認したくなって、Hyper-Vの仮想環境でチャレンジした。
盆を激しく食いつぶしたが、一応ある程度は出来たので記録として残す。分かりやすくは書けないし参照リンクも足りていないと思うが、後で多少は手直しする予定。
※今回動かせたのはusersだけ。Programdataはwindows7のように動かせなかった。
※環境はチャレンジ後に削除しました
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1. windows10メディアインストールのisoイメージの内容をフォルダに展開
2. Autounattend.xmlとunattend.xmlをフォルダに追加。Autounattend.xmlにキー関係の情報を足したのがunattend.xml。ただしキー情報はダミー。本物そのものは入れない。
[Autounattend.xml]
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend">
<settings pass="oobeSystem">
<component name="Microsoft-Windows-Shell-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<FolderLocations>
<ProfilesDirectory>D:\Users</ProfilesDirectory>
</FolderLocations>
</component>
</settings>
<cpi:offlineImage cpi:source="wim:E:\sources\install.wim#Windows 10 Pro" xmlns:cpi="urn:schemas-microsoft-com:cpi" />
</unattend>
[unattend.xml]
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend">
<settings pass="windowsPE">
<component name="Microsoft-Windows-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="NonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<UserData>
<ProductKey>
<Key>(ダミーのキー情報)</Key>
</ProductKey>
</UserData>
</component>
</settings>
<settings pass="oobeSystem">
<component name="Microsoft-Windows-Shell-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<FolderLocations>
<ProfilesDirectory>D:\Users</ProfilesDirectory>
</FolderLocations>
</component>
</settings>
<cpi:offlineImage cpi:source="wim:E:\sources\install.wim#Windows 10 Pro" xmlns:cpi="urn:schemas-microsoft-com:cpi" />
</unattend>
※ダミーのキー情報は未使用の物。チャレンジの度に変えてisoイメージを作る。二度同じ物を使うと何故か最後にこける
3. フォルダ内容をimgburnでブータブルDVDとしてイメージ化する
4. イメージをマウントする
5. さっきのイメージはそのままだとUEFIになっていないのでコマンドプロンプトから以下コマンドでUEFI化する
(参照:http://zigsow.jp/portal/own_item_detail/228868/)
oscdimg.exe -m -o -u2 -udfver102 -bootdata:2#p0,e,be:\boot\etfsboot.com#pEF,e,be:\efi\microsoft\boot\efisys.bin e:\ D:\Users\maxydrogen\Downloads\Windows10prox64kai-uefi.iso
※赤字はマウントしたドライブ、青字は保存したいパス
※終わったらイメージはアンマウントする
これでISOイメージは完成。次はhyper-v。
6. 仮想マシンを第2世代で作成(HDDは後で接続)
ネットワークアダプターは削除
HDDはVHDXの容量可変各20GBで二つ作成
DVDドライブ、HDD二つをマシンにつなぐ
DVDはさっき作ったイメージ
7. DVDから起動
起動したらすぐの画面でShift+F10でコマンドプロンプトを出す
UEFI+GPTなHDD環境を作る
(参照:http://orumin.blogspot.jp/2013/08/biosmbrwindows78-uefigpt.html)
(1) diskpartをコマンドプロンプトから起動
X:\Sources>diskpart
list diskを実行したら
X:\Sources>list disk
Disk ### Status Size Free Dyn Gpt
-------- ------------- ------- ------- --- ---
Disk 0 オンライン 20 GB 20 GB
Disk 1 オンライン 20 GB 20 GB
のように表示されるはず。ここでディスク番号を確認
(2) X:\Sources>select disk 0
とし先ほど確認した番号のディスクを選択
(3) list partitionを実行
X:\Sources>list partition
このディスクには表示するパーティションがありません。
のようになっているのを確認
(4) GPTに変換
X:\Sources>convert gpt
DiskPartは選択されたディスクをGPTフォーマットに正常に変換しました。
(5) あたらしくUEFIシステムパーティションとMicrosoft Reserved Partition(システム予約済みパーティション)を作成
X:\Sources>create partition EFI size=100 offset=1
X:\Sources>format quick fs=fat32 label="System"
X:\Sources> assign letter=S
X:\Sources>create partition msr size=128 offset=103424
(6) あと、残りをドライブにする
X:\Sources>create partition primary
(7)もういちどlist partitionで確認
Partition ### Type Size Offset
------------- ---------------- ------- -------
Partition 1 システム 100 MB 1024 KB
Partition 2 予約 128 MB 101 MB
Partition 3 プライマリ 19 GB 229 MB
おおむねこんなかんじ
(8)フォーマットしておく
X:\Sources>select partition 3
X:\Sources>format
(9)もう一つのディスクを全量GPTドライブにする
X:\Sources>select disk 1
X:\Sources>convert gpt
X:\Sources>create partition primary
X:\Sources>select partition 1
X:\Sources>format
(10) 一つ目のHDDをCドライブ、二つ目をDドライブに固定(DVDをEにする)
X:Sources>list volume
X:Sources>select volume 0
X:Sources>assign letter=E
X:Sources>select volume 1
X:Sources>assign letter=C
X:Sources>select volume 3
X:Sources>assign letter=D
list volumeの結果に応じて番号を変える
(11) dikspartを終了
X:\Sources>exit
8. マシンをリセットし、DVDから起動
9. 「次へ」
10. 「コンピューターを修復する」
11. 「トラブルシューティング」
12. 「詳細オプション」
13. 「コマンドプロンプト」
14. さっきのunattend.xmlからセットアップする
(参照: http://koh.sblo.jp/article/43720115.html)
X:\sources\setup.exe /unattend:e:\unattend.xml
15. セットアップ開始する
16. 「次へ」
17. 本物のプロダクトキーを入力して続ける
18. ライセンス同意、「次へ」
19. ドライブ0のパーティション3にインストール
20. 何回か再起動
21. 「簡単設定を使う」
これで基本OK、後は流れで。